手形 簿記3級

当期に発生した売掛金や受取手形などが貸し倒れた場合の仕訳【貸倒損失の発生】

2022年4月7日

貸倒れとは、売掛金や受取手形、貸付金などの債権が得意先の倒産などによって回収できなくなることをこといいます。

この記事では、当期に発生した売掛金などが貸倒れたときの仕訳について解説します。

 

当期発生の債権が貸し倒れた場合

当期に発生した売掛金などの債権が、当期に貸し倒れた場合、その債権については貸倒引当金の設定を行っていないため、貸倒損失勘定(営業外費用)を使用します。

 

<例>
当期発生の売掛金10,000円が貸し倒れた。

借方 金額 貸方 金額
貸倒損失 10,000 売掛金 10,000

 

練習問題

得意先A社が倒産し、当期発生の売掛金500,000円が貸し倒れた。

借方 金額 貸方 金額
貸倒損失 500,000 売掛金 500,000

 

-手形, 簿記3級
-