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日商簿記3級は年間20万人以上が受験する人気の資格です。
2020年からネット試験(CBT方式)も導入されました。
この記事では、日商簿記3級の合格率などについて解説します。
統一試験の合格率
第159回(2021.11.21)の合格率は27.1%でした。通常の回と比べて難易度が上がった回でした。
日商簿記3級の第149回から第159回の合格率は次のとおりです。
回 | 受験者数 | 実受験者数 | 合格者 | 合格率 |
159(2021.11.21) | 58,025名 | 49,095名 | 13,296名 | 27.1% |
158(2021.6.13) | 58,070名 | 49,313名 | 14,252名 | 28.9% |
157 (2021.2.28) | 70,748名 | 59,747名 | 40,129名 | 67.2% |
156 (2020.11.15) | 77,064名 | 64,655名 | 30,654名 | 47.4% |
154(2020.2.23) | 100,690名 | 76,896名 | 37,744名 | 49.1% |
153(2019.11.17) | 99,820名 | 80,130名 | 34,519名 | 43.1% |
152(2019.6.9) | 91,662名 | 72,435名 | 40,624名 | 56.1% |
151(2019.2.24) | 104,357名 | 80,360名 | 44,302名 | 55.1% |
150(2018.11.18) | 111,657名 | 88,774名 | 38,884名 | 43.8% |
149(2018.6.10) | 101,173名 | 79,421名 | 35,189名 | 44.3% |
最高合格率 | 67.2%(157回:2021.2.28) |
最低合格率 | 27.1%(157回:2021.11.21) |
平均合格率 | 47.0% |
第157回(2021年2月)の合格率67.2%は、第100回(2002年2月)以降で最も高い合格率です。
ネット試験(CBT方式)の合格率
日商簿記3級のネット試験の合格率は次のとおりです。
回 | 受験者数 | 合格者 | 合格率 |
2020年12月~2021年3月 | 58,700名 | 24,043名 | 41.0% |
2021年4月~9月 | 90,873名 | 37,594名 | 41.4% |
累計 | 149,573名 | 61,637名 | 41.2% |
ネット試験の平均合格率は41.2%です。
まとめ
近年では、日商簿記3級の合格率は45%前後で推移しています。
直近10回の平均合格率は47.0%ですが、第158回の合格率は28.9%、第159回の27.1%と合格率が低い回が連続することもあり、当たり回とハズレ回があります。
統一試験の平均合格率は47.0%、ネット試験の平均合格率は41.2%です。なお、日本商工会議所は統一試験とネット試験の難易度は同じと公表しています。
今後は2級のように試験内容が大幅に改訂され、合格率が低くなる可能性があります。
日商簿記3級の資格を持っていると転職活動の際に有利なので、難易度が上がる前にチャレンジしてください。