事務所や店舗に設置されているエアコンは、使用を続けるうちに部品の劣化や不具合が発生することがあります。
こうしたトラブルの際、外部業者に修理を依頼すると、その費用は「資産の維持管理のために発生した支出」として扱う必要があります。
本記事では、エアコンの修理費を支払ったときの勘定科目の選び方と具体的な仕訳方法についてわかりやすく解説します。
勘定科目
エアコンの修理費用を計上する際には、一般的に次のような勘定科目が使用されます。
| 科目 | 内容 |
|---|---|
| 修繕費 | エアコンの部品交換・点検・修理など、機能の維持や回復を目的とした支出 |
| 管理費 | 会社が設備管理に関する費用を別科目で運用している場合に使用することがある |
基本的には「修繕費」を使用しますが、設備管理の区分を設けている会社では「管理費」を使用して処理する場合もあります。
明確な規定はありませんが、社内で定めた科目を一貫して使用することが重要です。
消費税の取り扱い
エアコンの修理は、業者から提供される役務に該当するため課税取引として扱われます。
そのため、支払った修理代に含まれる消費税は「課税仕入」として仕入税額控除の対象になります。
具体例
<例題:エアコンの修理費を支払った場合>
事務所のエアコンが故障したため、外部業者に修理を依頼し、部品交換を含む修理費として 50,000円を現金で支払った。
仕訳
| 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
| 修繕費 | 50,000 | 現金 | 50,000 |
設備管理費用を「管理費」などに区分している会社の場合、社内規程に従ってその勘定科目を使用することも可能です。
まとめ
エアコンの修理費を支払った際には、その支出がエアコンという資産の維持を目的としていることから、一般的に「修繕費」で処理します。
また、修理代は課税取引に該当し、仕入税額控除の対象となります。
どの勘定科目を使うかは社内の経理ルールに基づき、一度決めた方法を継続して運用することが大切です。
適切な仕訳を行い、正確な経理処理を行うよう心がけましょう。